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長崎編2

長崎では、もう、すごい勢いで写真を撮ってきましたよ。
もうね、8月18日だけで100枚撮った。 撮りすぎ。
その中から抜粋してお送りします。


まず、初めに行ったのは原爆の地。 坂を下りて、路面電車に乗りました~。


romendensha2.jpg



路面電車はいろいろな車両が走ってて、それこそ戦時中からあるようなものから、つい最近できたものまでバリエーションさまざま。
私が乗ったので一番古かったのは、昭和30年のものでした。 半世紀!!

運賃は一回の乗車で100円なのですが、この日は500円のフリーきっぷを買って、乗り倒そうという話に。(結局4回しか乗ってないけど…!)


freepass.jpg



まおちゃんが一緒だったので、どこで乗れば空いてるかとか、地元情報でお得でした。


さて、最初に訪れたのは平和公園です。
ここは、8月9日にいつも式典が行われる広場です。 有名な祈念像があります。

公園は丘を一面に使ってあって、階段を登って少し歩くとすぐに祈念像が見えてきます。


kinenzou1.jpg


おおっ、見えた。


kinenzou2.jpg


だんだん、大きさがわかってきます。


kinenzou3.jpg


で、でかい。 テレビや写真で姿こそ知っていたけど、実際見ると迫力が違うなあ。
写真からあまり伝わらないのが残念。


祈念像の後ろ側には、製作者の言葉が刻まれています。


あの悪夢のような戦争
 身の毛のよだつ凄絶悲惨
  肉親を人の子を
かえり見るさえ耐えがたい真情
 誰か平和を祈らずにいられよう
茲〈ここ〉に全世界平和運動の先駆として
この平和祈念像が誕生した
山の如き聖哲
それは逞しい男性の健康美
全長三十二尺余
右手は原爆を示し左手は平和を
顔は戦争犠牲者の冥福を祈る
 是〈これ〉人種を超越した人間
  時に仏 時に神
長崎始まって最大の英断と情熱
 今や人類最高の希望の象徴




とても、ただの観光気分ではいられませんでしたねぇ、やっぱり。


izumi.jpg


平和の泉です。 見えますか? 石碑の文字。
この「あぶらのようなもの」は、いわゆる「黒い雨」だそうです。


bakushinchi.jpg


この石碑の500メートル上空で、プルトニウム239爆縮方式原子爆弾「ファットマン」が炸裂したと。

長崎の全人口の3分の2を、殺したり怪我させたり、病気にさせたりしたと。

何万という米軍青年将校を救うために、長崎の人14万人も犠牲にしたと。 だから仕方ないと。

同じ人間かと思うと恥ずかしい。


第二次世界大戦後の日本の立場って、本当に難しい。
平たく言っちまえば今の世の中はあのとき勝った国の世の中だし、だから敗戦国の日本はアイデンティティの面で全然立ち直ってないと思う。
けど、それとは別に、世界で唯一の被爆国として、あんな過ぎたオモチャは捨てるべきだって言い続けなくちゃいけないと思う。
日本国民の中には、国が滅びるっていう概念がない。 先史からずっと、日本はやまとで、倭で、ジパングで、国の名前が変わったことは一回もない。 戦後も天皇制は続いた、だから今の日本は逆に言えば、戦前と同じ国の延長でしかない。
それがいいとか悪いとかってんじゃなくて。 イギリスのピューリタン革命のときや、フランス革命のときを見ればわかるように、政治体制が大きく変わるときの国の状態は大方暗くて悲惨だ。 それを回避できたことはよかったけど、そのせいで曖昧になったものもたくさんある。 今の日本の外交のふがいなさを見てると、いっぺんぶっ壊れてしまったほうがよかったんじゃないかと思うようなところもけっこうある。
戦時中の非人道的行為についても、うやむやにしとけばいつか時が解決してくれる、原爆のことも他の国との兼ね合いを考えつつのらくらやっていこう、なんだかんだいって今までも日本がなくなるなんて事態にはならなかったじゃないか、とか思っているんじゃなかろうか。
私にもないけどさ、そんな感覚。 他の国の思想と渡り合おうっていう連中がそれってどうなんだ。 そんな国でいいのか?


私だってちゃんと考えてるんだぞー。 住民票実家だから投票できないけど。






雰囲気ぶち壊しのおまけ

icecream.jpg


アイスクリン。 100円。 うまかった。
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まるち

Author:まるち
静岡市在住。
音楽と歴史が好きで、たいがいマニアックで暴走気味。
一応専門は思想。

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